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吉田機械製作所
©︎ Yoshino Machinery Corporation

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吉野機械製作所の歴史と
テクノロジーの進化

株式会社吉田機械製作所 ロゴ
episode 01

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since1948- 吉野機械製作所、設立。

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吉野機械製作所は、東京都江戸川区にその第一歩を刻みました。
創業当初は、汽車の部品加工を中心とした下請け業務を手がけ、職人技術を駆使して高品質な製品を提供していました。
昭和の日本が工業化の波を迎える中、その堅実な仕事ぶりと精度の高い加工技術が徐々に評価され、取引先からの信頼を確立していきました。
その始まりは決して華やかではなくとも、「確かな品質を届ける」という理念がすでに根付いていました。この精神は現在もなお、吉野機械のDNAとして受け継がれています。

episode 02 episode 02

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1955 汎用プレス機の製造開始

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1955年、吉野機械製作所は汎用プレス機の製造を開始しました。当初は小型プレス機の製造からスタートし、徐々にその技術とノウハウを磨き上げることで、大型プレス機の製造にも着手するようになりました。この挑戦は、単なる下請け業務から自社製品開発への大きな転換点となり、会社の未来を切り拓く原動力となりました。高精度で信頼性の高いプレス機は、当時の製造業界で高い評価を受け、吉野機械の名を広めるきっかけとなりました。この一歩が、後の革新的な製品開発へとつながる礎を築いたのです。

episode 03 episode 03

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1965 特定ユーザー向け
プレス機、
メンテナンス事業を開始

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1965年、吉野機械製作所はさらなる進化を遂げ、特定ユーザー向けのカスタマイズプレス機の製造を開始しました。
これにより、個々のニーズに応じた専用設計の提供が可能となり、顧客の多様な要望に応える体制を確立しました。さらに、この年からメンテナンス事業にも着手。製品の耐久性を最大限に引き出すためのアフターサービスを展開し、長年の信頼構築につなげました。
この取り組みにより、製品の品質だけでなく、顧客との継続的な関係性を重視する姿勢が一層明確になりました。吉野機械は、この時代からすでに「ものづくりの伴走者」としての役割を果たしていたのです。

episode 04

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1980-1987 新たな挑戦と進化の時代

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1980年代、吉野機械製作所は事業の幅を大きく広げ、さらなる成長を遂げました。
1982年には、大手特定ユーザー向けの専用機製造を本格的に開始。オーダーメイド技術を駆使し、顧客の高度なニーズに応える体制を確立しました。これにより、吉野機械は業界内での地位を一層高めることに成功しました。
続く1987年には、専用機製造で培ったノウハウをもとにエンジニアリング事業をスタート。製造プロセス全体の最適化やシステム設計を手がける総合エンジニアリングパートナーへと進化しました。同年2月には、事業拡大に伴い千葉県船橋市に拠点を移転。生産設備の拡充と効率化を実現し、次なる成長の基盤を築きました。

この時代の取り組みは、吉野機械製作所が「ものづくりの総合パートナー」として確固たる地位を築く大きな転換点となりました。

下 1999年 製造・販売開始 ACサーボベンダー
episode 05
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2004年製造・販売開始
ノッチングプレスマシン 下

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1998-2004 製品開発の加速と進化

下 1999年 製造・販売開始 ACサーボベンダー
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2004年製造・販売開始
ノッチングプレスマシン 下
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1990年代から2000年代にかけて、吉野機械製作所は新たな製品開発に挑戦し、事業の幅をさらに拡大しました。
1998年には、油圧ジェネレータの製造・販売を開始。高い信頼性と性能を兼ね備えたこの製品は、産業機械分野での新たなニーズに応える重要な役割を果たしました。

翌1999年には、ACサーボベンダーの製造・販売をスタート。高精度な曲げ加工を可能にするこの機械は、吉野機械の技術力を象徴する製品となり、顧客から高い評価を獲得しました。

さらに、2004年にはノッチングプレスマシンの製造・販売を開始。板金加工におけるさらなる効率化と精度向上を実現し、製造業界における価値提供の幅を広げました。

これらの取り組みは、吉野機械製作所が常に時代の変化に応じた製品を生み出し、進化を続ける姿勢を示しています。

下 MF-Tokyo2009 初出店時の様子
episode 06
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下 MF-Tokyo2013 出展時
(ACサーボプレスブレーキ、ノッチングプレスマシン)
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下 「千葉ものづくり認定製品」に認定

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2009-2014 技術発信と
業界での地位確立

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下 MF-Tokyo2009 初出店時の様子

2009年、吉野機械製作所は国内最大級の鍛圧機械展示会「MF-Tokyo2009」に初出展し、独自の技術力を国内外に発信しました。この一歩が、業界でのさらなる飛躍の基盤となります。

2013年には、日本鍛圧機械工業会に加盟。業界の一員として、鍛圧機械の発展と技術交流に積極的に参加する姿勢を示しました。同年、次世代を見据えたサーボドライブプレスブレーキの製造・販売を開始。これにより、高精度かつ効率的な加工を可能にし、吉野機械の技術革新を象徴する製品として業界に強いインパクトを与えました。同年、「MF-Tokyo2013」に再び出展し、ACサーボプレスブレーキやノッチングプレスマシンなど、最新製品の数々を発表しました。

2014年には、サーボドライブプレスブレーキ「YSP」シリーズが「千葉ものづくり認定製品」に選定されました。高度な技術と実用性が評価されたこの認定は、地域密着型企業としての信頼を高めるだけでなく、吉野機械製作所の技術力が公的に認められる結果となりました。

この期間は、吉野機械が新製品開発と技術力の発信を通じて、国内外での地位を確立し、大きな成長を遂げた重要な時代でした。

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下 MF-Tokyo2013 出展時
(ACサーボプレスブレーキ、ノッチングプレスマシン)
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下 「千葉ものづくり認定製品」に認定
下 2021年
大型自動省力化ラインに対応の組立作業専用の第2工場 竣工
episode 07
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下 2023年 MF-TOKYO2023出展
第7回プレス・板金・フォーミング展

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2021-2024 生産拡大と未来への挑戦

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下 2021年
大型自動省力化ラインに対応の組立作業専用の第2工場 竣工

2021年、吉野機械製作所は大型自動省力化ラインに対応した組立作業専用の第2工場を竣工。これにより、生産能力を飛躍的に拡大し、より高度な製品に対応可能な体制を整えました。この新しい工場は、自動化技術を活用した効率的な生産プロセスを導入し、次世代のものづくりを支える重要な拠点となっています。

2023年には、「MF-TOKYO2023(第7回プレス・板金・フォーミング展)」に出展。新たに開発された試作機を披露し、来場者に革新技術の実力をアピールしました。この展示会での発表は、吉野機械製作所の技術力が進化し続けていることを業界に示す機会となりました。

2024年には、第3工場計画が進行中。新たな生産拠点の設立により、さらなる生産能力の向上と革新的な製品開発への対応を目指しています。この計画は、未来志向の技術革新とグローバル展開に向けた重要なステップとなることでしょう。

この時期は、拡大する事業と技術の進化が加速する中で、吉野機械製作所が未来を見据え、挑戦し続ける姿勢を象徴する時代となりました。

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下 2023年 MF-TOKYO2023出展
第7回プレス・板金・フォーミング展

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the unknown.

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これからも未来を創り続けます。

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